会長方針 『新たなる時代への挑戦』
宮﨑 昌
2024-2025年度函館ロータリークラブ会長
この度歴史と伝統ある函館ロータリークラブ会長を仰せつかりました 宮﨑 昌です。
一年間会員皆様にはお世話になります。くれぐれも宜しくお願いします。
国際ロータリー2024~2025年度会長アメリカ ペンシルベニア州出身のステファニー A・アーチック氏は、会長テーマを「ロータリークラブのマジック」(THE MAGIC OF ROTARY)を発表しました。
これは プロジェクトを終えるたび、寄付するたび、新会員を迎えるたびに魔法がかかったように変化を起こすという意味です。
しかし、これは自分たち次第あるとも言っています。
ロータリーを時代に即応した存在にすべきであると説いています。
以上のことを踏まえ2510地区 出村 知佳子ガバナーは「勇気を出して行動しよう」とガバナーメッセージを発表しています。具体的には年次目標として
①より大きなインパクトをもたらす
②参加者の基盤を広げる
③参加者の積極的な係わりを促す
④適応力を高める
以上4つの具体的行動目標を発表しております。
アーチックRI会長の会長テーマ、出村ガバナーのメッセージを受けて函館ロータリークラブ2024~2025会長メッセージは「新たなる時代への挑戦」とします。
ご存知の通り我がロータリークラブは1934年(昭和9年)10月25日に創立され、今年で90年を迎えることになります。多くの先輩ロータリアン達が、多くの年月をかけて「ロータリーの魂」を築き上げてこられた伝統あるクラブです。
今日を迎えられる事に我々は深い感謝と改めて歴史の重さを大いに感じ取るべきと思っています。
あと10年で100年を迎える訳でありますが、我がクラブもこの1年を次世代へ繋いでいく為の大事な1年としていきたいと思います。
「温故知新」の精神で継続していかなければならないと思っているところです。
コロナ禍で会員減少という最大の問題を抱えましたが、この時こそ千載一遇のチャンスと捉え、「魅力あるクラブ作り」を目指すべきと考えています。
定款、細則等で出来ない物もありますが、時代にそぐわないものや実際に機能をしていない事が有るように思います。
いっぺんに変えていくのではなく、徐々に出来る所から洗い直すべきと考えます。
会員の考えもありますが、外から見ると歪に映っている物もあるかもしれません。
そしてその事が我々のクラブに入会していただけない理由の一つになっているのかもしれません。
会員一人一人の意識改革も必要ではないかと思っております。
特別な委員会を作るつもりは有りませんが、会員全員で一つ一つ検証しながら再生していかなければと考えています。
転勤していった元会員から「函館ロータリーのメンバーは紳士で茶目っ気一杯で優しい」と言われました。そして「ロータリーは楽しい」と言ってくれました。その言葉を忘れる事が出来ません。その為に今年一年は下記事項を重点目標として様々な事業を通して取り組んで行きたいと考えております。
①学び、気付きがあり、楽しく愉快でリフレッシュできる例会運営を目指します。
②「地域と共に」を標榜する函館ロータリークラブは、今後も地域と共に歩むことを目指します。
③年次基金150ドル、ポリオプラス基金50ドル、恒久基金30ドルの寄付を目指します。
④会員純増10名を目指します。
⑤会員一人一人が意識改革をし活発な議論を通して時代に沿ったロータリーを目指します。
⑥函館ロータリークラブ創立90周年記念式典及び懇親会等全ての関係する事業の大成功を目指します。
以上であります。 理事、役員の皆様、そして会員の皆様の7月から1年間の尚一層のご理解、ご協力を心からお願い申し上げます。
10年後に新装になった函館ロータリークラブの姿を想像しながら鍵谷幹事と頑張って参ります。宜しくお願い申し上げます。